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【bizマーケティング小冊子プレゼントvol.109】インドを代表する財団タタ SDGs時代の真のグローバル企業に学ぶ



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インドを代表する財団タタ
SDGs時代の真のグローバル企業に学ぶ
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 「ナノ(NANO)」というクルマをご存知でしょうか。
2008年に発表されたインドのコンパクトカーの名称。エアコンもパワステもな
く、ワイパーも1つしかありません。すべてにおいてミニマム。到底日本では
発売できないですし、仮に出したとしても日本のカーメーカーや消費者からは見向きもされないでしょう。
 このナノ、インドでは待望の国民車として熱狂的に支持を集めました。

 国民所得が日本より格段に低いインドならそうだろうと思うかもしれません。
ただそう言って簡単に片付けたとすると、タタの実力を見誤ることになるかもしれません。

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 ここでのタタとは、タタ・モーターズのこと。タタ・グループの事業会社の
1つで、インド国内では自動車、トラックでは6割のシェアを持つほか、高級
英国車であるジャガーやランドローバーなどを製造する子会社「ジャガー・ランドローバー」も運営しています。

 タタ・モーターズの親会社タタの売上はグループ全体で約11兆1000億円。
グループ企業は100社を超え、世界110各国で約70万人を雇用しています。
多様な人種、多様な宗教、多様な言語、多様な世代、多様な所得層が混在し
ているインドで、タタは150年にわたってその経済を牽引してきました。

 タタの企業運営には「タタバリュー」と呼ばれる社会貢献、CSRの思想が色濃く反映されています。

 タタ・グループは毎年グループ企業の利益の3〜20%を使ってインドのインフ
ラや教育、医療などさまざまな分野で社会貢献活動を行っています。タタは毎
年確実に社会貢献ができるよう、独自のマネジメントシステムを構築してきま
した。社会貢献を行うために企業グループがあるといっても過言ではありません。

 その礎となっているのは、タタ企業綱領を始めとする厳しい倫理規定、経営品
質基準です。規定に背いたり、基準を満たしていない場合は、TATAのブランド使用権が剥奪されるという厳しいものです。

 それゆえタタ・グループ各社のトップは、CEO=Chief Ethic Officer
(最高企業倫理責任者)とも呼ばれるほどです。

 タタはなぜこれほどまでに倫理綱領に厳しく取り組むのでしょうか。SDGs時代
を先取りした真のグローバル企業、タタのエシカル経営に迫ります。

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さらに詳しくお知りになりたい方のために、小冊子
(A4判)を用意しております。
ご入り用の場合は、「小冊子希望」とご記入のうえ、ご返信ください。
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