今回のbizマーケティング小冊子のテーマ「イマドキのビジネスモデルの研究」
普段から「この会社って何で利益を出しているんだろう?」「どういったビジネスモデルなんだろう?」と思うことが多々あります。
自分の知っている、自分が経験してきた過去からいろいろと考えてみるが、検討もつかないことが多い。
それもそのはず、今までの業界の常識から外れたビジネスモデルがほとんどです。
お客様を再定義すること、同業者は敵ではなくお客様になり得ること、「時間」や「コスト」から考えてみること。
異業種の形態が自分のビジネスでも活用できそうな気がしてきます。
常識にとらわれず、新たな視点を持って読んでいただきたい内容ですね。
今月号のマーケティング小冊子キーワードは
「イマドキの儲かるビジネスモデルの研究」
ご希望の方には無料で、PDFファイルをメールにてお送りさせて頂きます。

- 真のお客様を再定義することで、市場拡大
- 同業者を顧客にして成長
- 顧客が欲しいのはドリルではない、穴だ! 顧客の見えないニーズを探る
- 顧客は常に、企業の想像を超えた代替性を求めている
- クラウドとITが収益構造を変える
- ビジネスを時間で捉え直す
- コストを収益に変えたビジネスモデル
情報化が進んだ現在、とくにインターネットの登場以降、これまでできなかったビジネスモデルがたくさん生まれ、従来では考えられなかったような収益構造が構築されています。
たとえば、ネットやスマホで利用し放題の無料アプリやゲームなどはその一例でしょう。同じ商品を購入したい人を多数集めて商品の価格を引き下げ、ネット上で共同購入するギャザリングなどもあります。世界的ネット会社のグーグルはよく検索される言葉に値段をつけて売ることをビジネス化しました。
ネットは新たなビジネスモデルを生み出しただけでなく、既存のビジネスモデルも変えています。店頭でのやりとりを一切無くして、ネットだけで売買を成立させるネット証券やネット銀行などはその例でしょう。
ただインターネットは技術進化の激しい業界であり、ネットを絡めた同様のビジネスモデルが続々と生まれるのも特徴。昨日まで我が世の春を享受してきた企業が、たちまち倒産の憂き目に遭うこともしょっちゅうです。
一方でIT化とは一線を画し、ビジネスモデルを組換えることで、とても生き残ることは難しいという場所や業界で成功、あるいは復活を遂げた業種や業態もあります。
たとえばコンビニ業界では、人がよく集まる場所に出店し、集客してきましたが、最近は高齢者の多い過疎地などに移動販売車両を使って出向いて、商売をするビジネスモデルをつくりはじめています。
QBハウスは、カリスマ美容師が話題を呼ぶ時代に、一律1000円の低価格ヘアカット料金を打ち出し、全国に広がりました。シャンプーや顔剃りなどこれまで「当たり前」と思われていたサービスを削ぎ落とすことで、1000円(税別)でも収益が生み出せるようなビジネスモデルを作り上げたのです。
事業を考える際に、多くの経営者は戦略を重視します。しかしその戦略もどこで儲けるべきかという、ビジネスモデルがしっかりしていないと画餅に帰してしまいます。イマドキの儲かるビジネスモデルはどのような構造になっているのでしょうか。ビジネスモデルの基本から学んでみます。
Tags: ビジネスマーケティング, ビジネスモデル